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【大キレット】テン泊稜線縦走【槍ヶ岳-北穂高岳】

【山行日20230817-19】

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雨上がりのテント場。
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大キレットテント泊縦走。キレッキレの長谷川ピーク20230818-50.jpg

北穂高岳から大キレット槍ヶ岳。あの穂先からキレットを越えてきた。感無量!
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【20230817】
台風一過の3連休。長野方面の影響はほぼなさそうだ。
以前から歩きたいと思っていた北アルプス大キレットのひとつ、大キレット
槍ヶ岳-穂高岳をつなぐ縦走路でようやく歩く機会が巡ってきた。
夏の北アルプスの午後は雨が降ることが当たり前で、特に昨今の気象が激しく、稜線での猛烈な雷雨に合わないように早朝移動が必須です。
電波の入りやすい北アルプス。雨雲レーダーとSCW予報を常に確認。
キレット縦走が難しければ南岳から槍沢へ降るエスケープを視野に入れます。
例の如く前日さわんどバスターミナルの駐車場へ移動し車中泊。
始発のバスは4:30だが、バス待ちのソロの方3人に声をかけ、タクシー4:15一番乗りで釜トンネル前で待機、上高地へと入ります。

ガラガラの上高地バス停から長い林道歩き。朝ガスの中から姿を現す明神岳。
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横尾から槍沢を登ってゆく。
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槍沢キャンプ地。ここではまだ張ったことない。
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槍沢キャンプ地を越えると登山道らしくなり、姿を現した槍ヶ岳
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殺生ヒュッテにテントひと張。槍ヶ岳山荘のテン場がいっぱいなら看板が出ているハズ。よし、上で張れるぞ!
受付を済ませると土砂降りの雨。40分程雨が上がるのを待ち、テントを張ります。
26番のテント場の設置。槍ヶ岳山荘のテント場は岩稜帯をうまく区画されておりそれほど広くない。テントの大きさによって張る場所が指定なので勝手に張ることは出来ません。
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雨も降ったり止んだり。高山植物を愛でながらDRYとウィンで乾杯! 
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ガスガス土砂降りなので昼寝。ふと気が付くと雲の合間に陽射しが降り注いでいた!
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幻想的な槍ヶ岳。雨上がりに数名登られているようです。
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ダイナミックな滝雲が流れている。鷲羽岳・双六方面は見えず。
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槍ヶ岳ノ天の川。流れ星もビュンビュン飛んでいた。
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上高地から槍ヶ岳まで、特に危険箇所もなくただ黙々と登る。雨だし、明日は縦走がメイン、何度も登っているから槍ヶ岳は登らなくてもいいかな、と思いつつ…
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【20230820】

北アルプス2日目。
早朝、大喰岳で槍のモルゲンを狙おうか思っていたが、ガスもすっかり無くなってしまった為、
せっかくきたので槍ヶ岳山頂でモルゲンロートを迎えましょう。
お隣の大学生組は早くから起きて撤収作業、早いね。
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私もテント撤収し山荘にデポ。空身で槍の穂先へと登ります。
既に山頂にいる大勢の登山者。
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鎖と梯子を登り、はい、山頂〜。
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日の出にバッチリ時間を合わせモルゲン撮り。
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槍ヶ岳山頂カラ穂高連峰モルゲンロート。素晴らしい。
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前穂も綺麗に染まっています。
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穂高の奥の空、乗鞍・焼岳上空に虹がかかっていました。
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笠ヶ岳には槍影。
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槍ヶ岳山荘。やっぱり登って良かった。
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短い虹と思いきや、黒部五郎岳からも虹が伸びていました。こっちも再訪したい!
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※タッチすると大きな写真で見れます。
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槍の穂先から降り、大喰岳へと向かいます。
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前日槍沢で知り合ったYAMAPのみゅんさん。同じ埼玉ということで意気投合。
しばしご一緒します。
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大喰岳山頂。3101m。
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大喰岳山頂から。
※タッチすると大きな写真で見れます。
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常念岳-蝶ヶ岳。
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中岳へ。穂高は少しガスがかかってきました。
早朝ですが、もしガスガス天候悪化なら南岳で天狗原へ抜けるエスケープも考えてきました。
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ライチョウさん。
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みゅんさんと日帰り槍ヶ岳の兄さん。すげぇ。   中岳。3084m登頂。
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中岳で大休憩。今日下山のみゅんさんとはここでお別れ。天狗池を経て上高地へ降るそうです。
一人、辺りはガスに覆われてきました。
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再び穂高が見えてきました。予定通り大キレットへ行きましょう。
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中岳山頂で休憩していると、面白いガスの動き!スゴイ!
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素晴らしい霧の流れ。【幻流】
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山やっていてもなかなかこんな景色には出会えません!
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流れるようなガスを堪能、その後はトウヤクリンドウの当り年!
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南岳まではガレを整備され歩きやすい稜線。とっても静かな稜線です。
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表銀座縦走路。
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南岳山頂。3032m。ガスだけどまわりは晴れています。
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オンダテと前穂高岳。
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南岳小屋に到着。新穂高側から登ってくる人も多いです。ここでもいつかテント張りたいな。
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南岳の大キレット展望台から。空も安定している。縦走しましょう。
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いざ、念願の大キレットへ。
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南岳から一気に鞍部へ。逆層スラブ帯を下って行く。
よくこんなところに登山道を…よく整備されたものです。
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北穂側からこられたが景色とマッチしたのでワンショット。
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さすが大キレット、鎖場の連続。
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ハシゴも。あまり撮影している余裕はありませんが、ジャンの馬の背ほどではないので問題なし。
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振り返る。凄い所を歩いてきた。
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もったいないくらいどんどん高度を下げる。
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そしてまた登り上げる。凄い縦走路だ。
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岩峰。奥に南岳。槍はどの辺から見えてくるか楽しみ。
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岩稜。

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突如、抱えるほどの大きな岩が100m先を上からものすごい勢いで転がって落ちてくる!しかも2度!
「ラクッ!」の声、いくらなんでも大きすぎる。まだ落ちてくるかも知れない。
やはり穂高岩稜は落石が一番怖い。自分が歩いている所へ落ちて来なくて本当に良かった。かなり怖かったです。
こういった場所は自分が落石を起こさない様、慎重な行動が求められます。
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高巻きに鎖、梯子の連続。
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大キレットの核心部・キレッキレの長谷川ピークに到着。
本当にどこを歩いているのか…。
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長谷川ピークを過ぎ、ナイフリッジを信州側から飛騨側へ乗っ越す。
ヤバイ、キレッキレですね(爆)
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A沢のコル。ここからさらに北ホへ登り上げます。
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高度感。手前の岩峰が長谷川ピーク
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マジですげぇトコ歩いてきたな(汗)
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岩稜帯は→と〇に沿って登る。道は狭いので譲り合いが必要。
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飛騨泣き。信州側は暑い空気、飛騨側は涼しくて快適。
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飛騨泣きの手前。崖注意。
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稜線からあのコルまで降りて登ってきた。
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標高を上げ、ようやく見えてきた槍ヶ岳!
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ガスで見えなくなる前に北ホへ!
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北穂高山荘の到着。
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歩いてきた縦走路、念願の大キレット踏破!いやー、自信になりますね(^^)
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夏季限定のレモネードを美味しく頂く!
さて、奥穂へ行くか、北ホでテン泊するか、涸沢へ降りるか天気予報を見て検討中。
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北穂高岳山頂! 見慣れた北ホからの槍ヶ岳も歩いてきた大キレットを眺めると感無量!
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トウヤクリンドウ。ようやく花を撮る気になりました。
大キレットで大満足。午後から荒れそうなので奥穂はパス、北ホで泊まる予定だったけど、
明日も昼前から荒れてきそうなので一気に涸沢へ下りましょう。
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南陵の梯子を降る。
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涸沢へ下山完了。あとは、ゆっくりしよう。
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近くを散策しようと思いきや!土砂降りの雨が夕方まで続く。
天気予報を読み切った大キレット縦走、大成功でした。
雨でやることないので!小屋でDRYを購入し飲みに走ります。
そして持参した旧ヤマケイアルペンガイド上高地・槍・穂高を読書!
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夕方雨は上がり。雷来なくて良かった。素晴らしい夕日に照らされた雲。
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槍ヶ岳山頂でのモルゲン、虹、中岳の雲流、念願の大キレット縦走、キレッキレの長谷川ピーク
北ホからの見慣れた槍の風景を、歩いてきた縦走路を仰ぎ眺めた時の感動は忘れない。
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【20230819】

北アルプス3日目は下山のみ。
昼から荒れ予報なので早めに撤収開始です。
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PENTAX K-1 Mark Ⅱ+Leofoto LS224C+LH-25。
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日の出前。やはり北ホで迎えた方が良かったかな。
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それでも、涸沢のモルゲンロート
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前穂。
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涸沢岳・涸沢槍。
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北ホ。
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撤収完了。カリマーリッジ40Lザック。今回も中型ザックで余裕。夏なら3泊4日まで行けそうだ。
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緑の涸沢ってのも新鮮。
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徳澤でソフトを頂き、一気に河童橋。
バスは臨時便で並ばず一気にさわんどへ帰路。
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下山後は白骨温泉まで足を延ばす。昨年も来たけどここの温泉が好きで何度も通ってます。
野天風呂でゆっくり縦走の疲れを癒しました。
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下山メシは毎度のテンホウ安曇野店へ。ここが254号から帰るのにちょうどいい立ち寄り率No1。
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念願だった大キレット縦走、無事完登し、素晴らしい景色の数々、最高の山行だった。
天気を読みきった3日間、それでもテント張った後に降るなど、でも大成功でした。
夏山は午後から雨はあたり前。夕立を予想し早朝行動が基本。自然相手なのでダメな時もあるけど。
キレットや稜線で身を隠すところがない場所では絶対に雷雨にだけは会いたくないね。

これから1年で一番楽しい山、秋が始まります。

レンズの話。
かねてから21mm単焦点を購入したいと思っているが、なかなかのお値段で手が出ない。
結局重い15-30mmで一番キレッキレの縦走路、大キレットを踏破してしまった。
写りは最高級なので、重いのは我慢して広角ズームでこのままいくのが良いかな。
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【撮影機材】PENTAX K-1 MarkⅡ
:HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR
:HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
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【山行】単独行
【山行CT】17日 5:14上高地-13:31槍ヶ岳山荘 8時間17分
      18日 4:41槍ヶ岳山荘-4:52槍ヶ岳-5:36槍ヶ岳山荘-6:09大喰岳-6:45中岳-7:57南岳-8:05南岳小屋-9:34長谷川ピーク-11:26北穂高岳小屋-11:27北穂高岳-12:14北穂高岳南峰-14:13涸沢 9時間32分
      19日 5:37涸沢-10:26上高地 4時間49分 3日Total:23時間32分  
【山行距離】52.3Km
【累積標高】登り3100m、下り3099m                     
【山行歩数】17日38805歩、18日23629歩、19日27054歩
【天気】  17日晴・夕立 18日晴れ・夕立 19日晴
【ルート】

コメント

No title

初めまして。同じく山と自然を愛する者です。
素晴らしい写真ですね。そして早暁の写真がとっても良いです。あんな写真を連発できたらなー、と思います。
ペンタックスとはシブいですね!
今後もちょこちょこお邪魔します。

Re: No title

GreenFielderさん

はじめまして。
コメント頂きありがとうございます。
山は朝晩がドラマチックですよね。
仕事や天気で難しいですが、出来る限り山中で過ごせるようを計画しております⛺
ここ数年一気にミラーレス化しましたね。
PENTAXはフルもAPS-Cもレンズが揃っており使い慣れています。
私もblogを拝見させて頂きますね。
ハンマーヘッドシャークはコウガイビルだと思います😉

No title

久しぶりにコメントいたします。
テント+カメラの重装備で大キレット縦走とは相変わらずの健脚ですね。早出とはいえ1日で槍ヶ岳までいけるのがそもそもスゴいと思いました。
7月に初めて槍ヶ岳でテント張りましたが私も26番でした。

Re: No title

nobuさん 

お久しぶりです😉
テント装備、かなり絞って、もはや食料や水でコントロールするくらいで。
この日は上高地から槍沢のテン場まで水場で補給しながら水500mlボトルだけでした(笑)
そこから槍の肩まで水不足というので水3L担ぎましたが😅
カメラはレフ機なので3kgで重いです📷️🦣
同じテン場それも指定の26もは奇遇ですね。
上高地からばかりなので飛騨側から次回は入山したいですね。

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Author:Jimny Hiker
四季を問わず山と撮影を楽しむ登山依存症ハイカー。

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